大切な女性とミモザで乾杯
鮮やかな黄色が美しい「ミモザ」
3月8日は、イタリアでは「ミモザの日」です。
ミモザといえば、黄色の小さな花と、黄色のカクテル、どちらを思い浮かべますか?
冷えたシャンパンに、バレンシア産のオレンジの果汁を注いだ、黄金色の美しいカクテル「ミモザ」。
別名を「シャンパーニュ・ア・ロランジュ(Champagne à l’orange)」と言います。
名前の由来は、もちろんミモザの花に色が似ていることから来ています。
お酒が弱い方でも飲みやすい、人気のあるカクテルです。
2月、3月はミモザが綺麗な季節ですね。
「女性の日」にミモザを贈る
3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」でもあります。
1904年のこの日、アメリカ・ニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行いました。
このデモを受けて1910年から国際女性デーが提唱されるようになり、1975年に国連によって定められました。現在は女性の社会参画を願う日となっています。
国際女性デーは、イタリアでは「Festa della Donna(=女性の日)」、そして「ミモザの日」とも呼ばれ、
女性にミモザを贈る習慣があるのだそうです。
イタリアで女性にミモザを贈る風習が始まったのは1946年。
1946年、大戦後初めて迎える女性の日に、女性連合が「女性に感謝の気持を込めて花を贈る」ことを提唱しました。
当初はスミレの花が候補に挙げられていたものの、スミレは高価な花。
イタリアのあちこちに自生していて、身近な花であるミモザなら、貧富の差なく誰でも女性に感謝を示すことができるとして、ミモザを贈ることになったそうです。
奥様へ、お母様へ、同僚へ、友達へ…
男性から女性だけでなく、女性同士でもミモザを贈り合います。
春の訪れを感させてくれるミモザ。
emi flowerでも、この時期の定期便「季節の枝物」には必ずミモザを入れます。
ブーケやアレンジにもミモザをあしらうと大変喜んでいただけます。
ミモザはドライフラワーにもなるので、リースやスワッグにして贈るのもおすすめです。
こんな素敵な日には、ミモザの花とミモザのカクテルで、大切な女性に感謝を伝えてみてはいかがですか。
鮮やかな黄色のミモザで、特別な1日になることを…。