#000000 普段目にしないようなユニークで新鮮な驚き溢れるブーケや空間装飾などの花たちを厳選してお届け致します。花の鼓動から生まれる木々や土、風や空、すべての自然と調和する、湧き立つようなエネルギーと有機的な豊かさを体感してください。他のお花屋さんでは手に入らないような新感覚のお花が、日常のお部屋に彩り豊かな風を送り込みます。

サンゴと珊瑚は別物って本当?

真っ赤な魅力とブルーの魅力

 

3月5日は語呂合わせからサンゴの日ということで、

海洋問題とかのお話しをしようと思いましたが、真面目な話は苦手なので、別の人に任せますw

 

なので今日はサンゴにまつわる花の話をしましょう。

 

みなさんは「サンゴ」と聞いてどっちが先にイメージされますか?

 

 

 

実はこの2つは全くの別物なんです。

 

上の画像はサンゴ礁で、映画のニモなどにも出てくる造礁サンゴ。

 

下の画像は、宝石のサンゴ。いわゆる「コーラル」です。

ネックレスなど高価な宝飾品でよく使用されるものです。

 

 

サンゴ由来のお花

 

このサンゴから由来する名前を持つお花をご紹介します。

 

① 「珊瑚水木」

 

綺麗な赤色の枝が特徴の枝物。特にクリスマスシーズンになると装飾などによく使われます。

ドライにしても綺麗な赤色が残るのでご家庭用でも人気が高いです。

 

② サンゴアブラギリ(ヤトロファ)

 

サンゴアブラギリは中央アメリカ、西インド諸島、コロンビアが原産の落葉低木で、

幹がずんぐりトックリ状にふくらんだユニークな形をしています。

 

濃い朱色の小花をかためて咲かせますが、花だけでなくその下の軸の部分も花と同色になっていて、

その様子が珊瑚に似ています。

さらに5つに分かれた手のひら状の葉っぱを桐の葉に見立てて「珊瑚油桐」の名前が付けられたのでしょう。

 

植木が主流ですが、たまに切り花もあります。切り花を見つけてしまうと僕は必ず買います!

けど日持ちが悪いのが難点。。。

 

 

サンゴ礁と宝石珊瑚の違い

宝石珊瑚とサンゴ礁の違いについてご紹介します。

 

宝石珊瑚とは

主に深海(水深100m以上)に生息する硬質の珊瑚です。

宝石珊瑚が属す八放珊瑚は、ポリプ(珊瑚虫)の触手が8本に分かれ、

多くは太陽の光が届かない深く冷たい海の底でひっそりと生息しています。

 

数百ミクロン程度までの微小な浮遊物などを捕食して、ゆっくりと成長して行きます。

その骨格は有機物としてはとても硬く(モース硬度3.5で人の歯と同等)

 

磨くと美しい光沢を放ち、太古の時代から洋の東西を問わず宝飾品として愛されてきました。

 

 

サンゴ礁(造礁サンゴ)とは

いわゆる「珊瑚礁」を形成するテーブル珊瑚、すり鉢珊瑚、石珊瑚等数百種類とイソギンチャク類が含まれます。

六放珊瑚といって、ポリプ(珊瑚虫)の触手は6本かその倍数に分かれます。

六放珊瑚は体内に共生する褐虫藻という植物が光合成を行うので、太陽の光を必要とします。

熱帯や亜熱帯の浅く暖かい(水深50mまで、20℃以上)海岸で、

魚やバクテリアなど多様な生き物たちの住みかになっています。

骨格は小さな穴が開いた軽石状で非常に脆く、宝飾品には適しません。

 

近年はマイクロプラスチックが原因の海洋汚染が進み、

海の生態系に甚大な影響が出ていると言われています。

 

サンゴ礁もどんどん失われているのだとか。

 

最近は、ストローやプラスチックカップなど、

使い捨て用品の使用を減らしていこうというエコな取り組みが活発ですね。

 

我々が守らなければいけないのは、海だけではありません。

CO2問題や森林伐採など、問題は山積みです。

これらの環境破壊を進めたのは、紛れもなく我々人類です。

またその環境破壊を止められるのも我々人類しかいません。

 

って映画のワンシーンみたいないい事を、カッコつけて書いてみましたw

 

僕たちが普段使う花も旬の季節が段々と変わってしまったり、温暖化の影響を感じています。

 

花屋である僕たちができるのは少しでも植物に興味を持ってもらうこと、そして自然を守る心を広めること。

 

「水の惑星 地球」だからこそ、植物に恵まれ、僕らにもこんなに素敵な影響があるんだ、ということを

子供達やまたその子供達の世代にも伝えていきたいなと思っています。

 

真面目な話をするのは疲れたのでこの辺で終わりますww

また別の機会にでも、緑多き地球に暮らす素晴らしさなんかをお話しできればなと思ってます。

 

それではまた!

 

 

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